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仙台名物牛タン弁当

午前6:50、大曲(秋田)発、午後8:00西千葉着。13時間。これが鈍行列車の最速だ。

今回は連絡がよいタイミングで来たので前回ほどの待ち時間はなかった。それがゆえに昼は弁当になるのが必然だった。

腹が減る正午には仙台にいた。乗り換え時間は7分くらいだったか。これでは立ち食いもできない。少々値は張るが、駅弁なるものに手を出した。

炭火焼き牛たん弁当(駅長さんのHPより)

タイトルになるだけに、ただの弁当ではない。

このお弁当は発熱機能付き容器に入っています。

おお!なんてことだ。いつだったか、「ミスター味っ子」という漫画を読んだときに出てきた、「発熱機能付き」。消石灰と水を混ぜて発熱反応を起こすというやり方だったが、この弁当もそうなのだろうか?

だが、車内には多くの客が・・・・。少し減るのを待った。

乗車30分後、ボックス席の迎えでうたた寝をしている女性を除けば、この車両には、おっさん1人と僕だけになった。弁当から紐が1本伸びている。コレを引っ張るとたちまち発熱が起こるのだそうだ。引っ張った。本当に熱が出てきた。熱い。持っていられなくなった。湯気があふれ出てくる。迎えの女性はピクリともしない。7~8分待てと書かれていたのでそのぐらい待ち、蓋を開けた。牛タンの匂いが車内に充満した。おっさんはこっちを見たが、女性は起きなかった。よかった。

食った。美味い。最近の僕は何を食べても美味いと言うので参考にはならないかもしれないが、僕は美味いと思った。



13時間、たくさん本を読んだが、あまりにも暇を持て余したので、携帯電話の壁紙を作ったり、将棋ソフトをダウンロードして遊んでいた。将棋はコンピュータが超初心者級だったのですぐ諦め、壁紙作りに専念していた。家庭教師先のワンを車に乗せてみた。高校時代の戦友にそれを送ってみたのだが、暇人扱いされるというさもない結果に終わった。
仙台名物牛タン弁当_b0022361_22273429.jpg

by queen4jp | 2005-08-10 22:07 |

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